風邪に効く薬はない

最近まで風邪に掛かり医師の診断を仰ぐと必ず風邪に効く薬はないと判で押したように言われた。そして処方箋は対処療法の熱を下げる薬のみで、助言は身体を休めて自力(免疫効果)で治すというものであった。新型コロナウィルスに対するワクチン接種が始まったが、本当にワクチンは効くのか過去の事例を考えると疑心暗鬼だ。勿論、遺伝子操作などのない時代の言葉だったので、現代は風邪に効く薬も出来るのかもしれないが。風邪のコロナウィルスは変異が激しいので、経済的に合わないので作られなかった可能性もある。何せ医学薬剤的な知識を持たない者が考える類なので、真実とは程遠い推論かもしれないが、新型コロナウィルスワクチンは従来の風邪には効かないことはNY在住の知人の報告で分かった。知人は白内障の治療を受けるために新型コロナのワクチンを接種し、猛威を振るった感染症が収まりつつあるNY市内の眼科を訪れた。また、知人の奥さんも不要不急な用事でNY市内に出かけたとのことだが、知人は咳の酷い風にり患してしまった。知人は奥さんからうつされたと主張してるが、奥さん自身は別に体調は悪くないそうで、感染経路は不明だ。咳の酷い風邪で思い出したが、2年前の年末から年初に掛けて咳の出る風邪を引いた。熱は出ないが、咳がひどく、治ったと思ったら直ぐに戻り、感染力が強く、会社の近くの人達に感染した。知人にも同様な症状なので再発するから気を付ける様に電話で話をした。何故、この様な事を書くかと言えば、ワクチンを接種した高齢者が俺は大丈夫とばかりの振る舞いをしているとの話を聞いたので、通常の風邪には効果がなく、風邪は万病の本なので、ワクチンを接種したからと言って全てに安全ではないことと変異種には効くかどうかは未だ分からない状況を理解した方が良いと思ったからだ。感染症が鎮静していないのに東京オリンピックが開催されそうだが、結果次第では歴史に残るオリンピックになりそうだ。過去の東京オリンピック中止後には大きな戦争が起きたので、その轍を踏まない為に是が非でも東京オリンピック開催に邁進するのかどうかは分からないが、太平洋戦争と同様に誰もが否定的であったのに止められなかった太平洋戦争の二の舞にはなりたくないものだ。菅総理は耳順の年齢を10歳以上越えているが、仄聞するところでは未だその域には達していない様だ。

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