飲食テナントビル "イータス新橋"のグランドオープンを祝して

東京都港区新橋3丁目13番4号に飲食ビル「イータス新橋(www..ateatus .com)」がオープンした。当該ビルの所有会社はアドバイザリー先という事もあり、プレオープンに内覧会の案内状を頂いて参加した。ビル自体ははJR新橋駅徒歩2分の柳通りに面した好立地に建設されている。この為か有名店舗が入居しているが、特に目を引いたのが2Fの「広島 お好み焼き みっちゃん総本店」だ。私のパートナーが広島県の尾道出身なので、お好み焼き、特におたふくソースを使った広島のお好み焼きが大好きだ。フェイスブックにみっちゃんの事を掲載したら広島の義兄から超有名店ですと"いいね!"で返ってきた。この他に、地階と1階にバルトワインバーが入り、韓国焼肉、ジンギスカン料理、横浜中華街の中華料理店、魚料理店もあり、変わり種は青森県連携協定店と銘打った「青森ねぶたワールド」で、店内に青森ねぶたと五所川原ねぶたのミニチュアが展示されている。取引先のビルなので今後は接待等に使わせていただくことにしているが、店舗には隠し部屋風の個室の店もあり、色々と食事以外でも楽しめる様だ。写真の通り、ガラス張りのビルで色彩豊かな外観になっており、周辺でも分かり易い。所有会社は脱住宅でホテルなど造っているが、イータス新橋はJR恵比寿のアトレ西館に次いでオープンさせた所有案件だ。尤も、過っては秋葉原や渋谷に飲食ビルを建築した経緯もあり、その他にも多くの異業種的な展開を図っているので、不動産に係るアドバイザリーとしては最近相談事が少ないが、会社が成長発展することは喜ばしい限りだ。機会がありましたらイータス新橋を思い出してご利用ください。eatus2.jpgeatus1.jpg

石蔵拓氏の最新作「北高フェイドアウト」

 石蔵さんから最新作「北高フェイドアウト」が贈られてきた。帯には俳優の佐野史郎の推薦文が載っていた。石蔵さんと佐野さんを結んだのは、彼が早稲田大学の1年生の時に加わったロックバンドの仲間達が島根県の松江出身であり、佐野さんと高校時代から見知っていた人達の縁だそうだ。石蔵さん曰く、「この本は自伝」だそうで、若き青春時代の一コマを描いている。同時代を生きた私にとっても本に書かれている内容は懐かしいものであり、石蔵さんと私の縁を繋いだ広告マンの竹田俊一さんも僅かだが登場している。石蔵さんを知ったのはIT技術者として社会人生を歩んだ物静かな人柄なので、早大時代のロックバンド時代の姿には驚かされる。石蔵さんの美人な奥さんは早世し、本の書き出しも奥さんとの夢の中の会話から始まっている。プレボーイだった石蔵さんが音楽を専攻していた奥さんと知り合って結婚し、お子さんにも恵まれて幸せな一生だったが、作家になった理由の一つは奥さんの早すぎる死だった。この本で人の不思議な縁と結びつきに関して改めて思い知らされた。後書きで佐野史郎氏や松江のロックバンドの仲間たちがそれぞれ書いているが、私の高校の先輩も登場しているので驚いた。先輩の名前は、遠藤賢司で、「カレーライス」、「東京ワッショイ」などの代表曲がある。フォーク系ともロック系とも言われているが、迫力ある歌い手であるのは間違いない。惜しくも2017年に他界した。松江で思い出したが、過って出雲大社の一族の方と飲食を共にしたときのことである。茨城人は絶対無音感の地域で発音が苦手と話したら、島根県の出雲地方も同様に絶対無音感で発音が識別できないと聞き、正に同族の思いを感じた。先輩も松江の人達と交流を持って親しくお付き合いしたのは無意識の同族から来る親しみだったかもしれない。遠い昔に日本列島に渡ってきた祖先の血が現代の我々にも影響してるのかもしれないと考え、石蔵さんは福岡県大牟田市の出身であるが、石蔵さんの祖先とも古代で遭遇している可能性もあり、古代の浪漫に思いを寄せる2019年新年です。 北高フェイドアウト (141x250).jpg

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