分を弁えない沖縄防衛局長の講話

真部と言う沖縄防衛局長は正に分を弁えない輩と言って良い。最近、役人風情がのさばって国民に物を申すようになった。格差社会になったら、役人が時代錯誤に陥って自分たちが偉くなったと錯覚している様だ。税金で飯を食っているものが国民に向かって高い所から物を言う自体が言語道断だ。然も、講話とは恐れ入った。役人になって相当の年月が経過するのに民主主義の基本も理解していない者が沖縄防衛局長に就いていたとは呆れて物が言えない。この様な輩が役人として、然も上級職にいることを考えると、役人だけに人事を任せておくのは危険であると思われる。沖縄の普天間問題は政治が処理する問題である。官僚が発言したり、何かの工作をする問題ではない。マスコミも講話などと書いているが、講話と言う言葉自体が問題だ。役人を国民より上位と考えているから講話などと言うことに抵抗もなく受け入れている。私から言えば官僚など狭い世界で仕事してきているので、話にならないほどレベルが低い。本当に井の中の蛙が多いのに呆れる。複雑な現代社会にあって役所組織が部分最適な遣り方で機能していることに日本の最大のリスクがある。然も、役人は責任を取らないシステムになっているので最悪だ。官僚は委員会と言う制度で自分たちの意思をオーソライズしているので、先ずはそのシステムを変えなければならない。多くの委員会は御用学者や御用評論家で構成され、彼らは手当てを貰っているから官僚の言いなりだ。何か問題が起きるとこの御用学者や御用評論家がマスコミに登場して官僚を擁護するのである。国民は役人の天下りばかりを諸悪の根源と見ているが、実際には委員会制度によって役人が好きなことを遣っていることの方が問題なのである。馬鹿な奴と自己利益の追求者しか政治家にならない時代には官僚がのさばってくる。橋下大阪市長が唱えるように日本を良くするには従来の制度を変えてゆくことしか方法がないのである。公務員にスト権を与えて首に出来るようにすることが先ず最初にやるべきことである。税収がないのに高級を取ったり、リストラもない組織が良い行政マンを作れる訳がない。政治家も役人も国民も同じ痛みを共有して初めて社会が良くなる。1000兆円もの借金を抱えているので、多くの価値もない無能力者の政治家などに多額の報酬を与える環境にはない。改革なくして増税はありえない。

新築時より25年間ご利用頂いた最後のテナントの退去

当社が共同開発した大型ビルの新築時に入居した最後のテナントが2月末で退去することになった。尤も、経営者が変わっても店名が同じ飲食店が未だ入居しているので厳密には違うかもしれないが、契約者名が同一と言う事であれば間違いなく新築時からの最後のテナントと言える。このテナントは特許事務所だが、代表の方が退去のご挨拶にお見えになられた時のお話で50年の特許人生を歩まれ、その内の半分の25年が当社の管理するビルで業務を従事したことが分かった。25年の歳月は生まれた子供が25歳になることでも分かるように、新築時入居のテナントが借り続ける確率は相当に低い。25年間の長い間に色々な出来事があったが、その中でも入居時の内装工事で不愉快な思いをしたらしく、25年の退去時の原状回復時の打ち合わせにも所長さんからその話が出たと担当者から聞いた。当時は未だ建設会社から引渡しを受けていなかったので、建設会社にお願いしてテナントの内装工事を認めてもらった。このため、テナントの内装工事に当社は関与出来なかったこともあり、建設会社との間で協力金などのトラブルに近いこともあった様だ。私が所長さんと初めてお会いしたのは部長時代であり、バブル経済真っ只中の賃料値上げの時であった。今から思えば、入居3年後とは言え20%の値上げに関してはテナントの顰蹙を買うのは当然であったので、ビル内のテナントが団結して反対行動を展開し、ビル内の9階の当社事務所に抗議してきた。当時は私も若かったので、団体交渉を拒否し、飽くまで20%の値上げを主張して押し切った。この時に、私が更新契約書に関して記載ミスをし、その訂正を部下を通し所長さんに求めたところ拒否された経緯があった。この事を部下から聞いた私はその場で電話を掛けて更新契約交渉で信頼関係を築こうと言った所長さんの言葉を取り上げて非難した。すると所長さんが私も短気だが、貴方も短気だねと返され、生まれがお互いに関東だと分かり、所長さんの配慮で契約書の訂正を受け入れてくれた経緯があった。今となっては懐かしい思い出になった。その後、何度か所長さんと話す機会があり、その時に入居している我々が三菱地所とは言わないが誇れる会社になって欲しいと助言された。長い間、貸しビル業の管理を行っていると管理面でクレームを付けてくれるテナントが大事なのを理解する。何も言わないテナントは退去を考えているからで、ビル側が愛想をつかされているのである。貸しビル業界も不動産ファンドが進出し、テナントと貸して側の関係も対立的になった。平成ミニバブルには40%の賃料値上げもあったそうだ。時代が変わったことを痛感した。特に、不動産ファンドの大半がスペースを貸している意識しかなく、貸しビル業がサービス業であることを理解していない。新築ビルと比較して古いビルは特にサービル業を意識しないと賃料の下落に歯止めが効かないことになる。当社も多くのビルの管理を通して教えられたことが多い。50年の長きに亘り特許事務所を経営してきた方の言葉には重みがある。今回の退去も年齢を考えて取引先等に迷惑を掛けない為に後輩が経営する特許事務所に経営を委ねるためとのことで引き際の素晴らしさにも敬服する。新築時入居の最後のテナントの退去には走馬灯のように25年間の色々な出来事が思い出される。

不毛な政界再編の動き

馬鹿な国会議員は再度国民を騙せると思っているのか最近は選挙に向けた政界再編の動きが活発だ。勿論、再編が活発化した背景には勝ち馬がとなれる橋下大阪市長の維新の会に便乗しようとする政治屋どもの動きだ。国家を食い物にする国会議員は思想信条もなく選挙に勝つ為だけの野合集団であるが、その典型的な政党は民主党だ。先頃、民主党の仙石議員が小沢一郎の主張する政権をとる為の数の論理で自由党と民主党が合併してから可笑しくなったと述べたことをwebニュースで見たが、今更乍に今の国会議員がそのレベルであることに驚いた。小沢一郎は最初から思想信条など持った議員ではない。単なる権力の味を覚えた封建領主の考えの持ち主だ。尤も、社会経験の皆無なのをカバーする為に法律を前提とした政治論で武装しているが、所詮は官僚の域を出ない机上の論理の政治家だ。国民を無視した政争だけの政治が続いているが、原因は政界再編に常に小沢一郎が関係していたことが原因だ。旧自民党時代の田中角栄と竹下登、更に金丸信の配下で数の論理とダーティな政治資金を学んだ小沢一郎と言う遺物の政治家をマスコミが政界再編の寵児の様に扱ったことが最大の失敗だ。本人は知らないだろうが、小沢一郎の政界再編は米国が意図した日本の安定した政治を壊す役割を持ち、更に小沢一郎の政治主導と言う言葉は同様に日本の優秀な官僚機構を壊すことに貢献したのである。20年間を振り返ると、小沢一郎は日本を壊した政治家の筆頭に上げられる。正に、米国に旨く使われてきた政治家だが、役割を終えて米国に捨てられたので、今度は中国に歩みよるなど節操のない政治屋だ。今回の再編の動きは国民の為でなく全て私欲から出ているので、この様な不毛な政界再編に対して国民は鉄槌を食わす必要がある。東日本大震災からの復興と福島原発事故に対して無力どころか国民に犠牲を強いた民主党の議員などは言語道断だ。石原都知事も晩節を汚す様な息子可愛さに政界再編に加わろうとしている。橋下大阪市長の真価は政界再編の動きの中で問われることになると思われる。小沢一郎の様に数の論理で国会議員立候補者を集めたり、既成政党の私欲の為だけの国会議員を糾合したりするなら、橋下大阪市長に期待することは出来ない。本来、政党とは同じ政治心情を持ち、国家のあるべき姿を共有する人達の集まりの筈だ。現職の国会議員が今の政治は昔の様に政治思想の対立軸がなくなり、政党の拠るべき価値観の判断が難しくなったとふざけた事をほざいているが、政治とは政治思想以前の国民の生活を守ることである。年間に3万人も自殺している国家なのに政党の拠るべき価値観の判断が難しくなったなどの暴言を聞くことは出来ない。一縷の光明を指した橋下大阪市長の維新の会が既成政党の汚濁に塗れ、私利私欲の国会議員連中と野合することを断じて避けて欲しいと願うばかりだ。中身が変わらないのに外見だけ変えた政界再編など御免蒙りたい。
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