国民を愚弄する菅首相の悪質さ

菅首相は公社債法案など3法案が通ったら退陣すると発言したらしい。しかし、内閣改造で自民党の浜田参議院を一本釣りした遣り方は3法案の成立など毛頭考えていないのが手に取るように分かる。マスコミが報じている様に脱原発のサプライズ解散を目論んでいると推定できる。菅内閣は、福島原発事故を原発政策推進した自民党の責任にして国民の信を得ようとしているが、原発事故当初の北澤防衛大臣が行なった自衛隊機による清水社長の帰京妨害や米国のスリーマイル島原発事故時のカーター大統領を真似した福島原発現場に飛んだパフォーマンスによる事故処理の遅れなど重要な誤りを起こしているのである。それ以外にも根拠のない事を現場に質問して事故処理を混乱させた責任は重大なのである。然も、民主党政権は東電労組の関係から2年間の政権の間には逆に原発重視と原発輸出を推進しているのである。老朽化した福島原発の使用延長に対しても何等の意義も唱えていなかったのである。全てを自民党の責任にして脱原発など主張するのは、天に唾する行為だ。菅首相は国民を馬鹿にした売国奴官僚の財務官僚と親しくなっているので、財務官僚は小泉が郵政サプライズを起こした事例を囁いて菅首相に脱原発でのサプライズ選挙を実施を促していると推定できる。菅首相の実家は岡山県にあり、地主の末裔と報道されているが、祖先は多くの人を騙して財を築いた一族なのであろう。悪い血が流れていなければ平気で嘘を言う人物にはならない。市川房江の市民運動で頭角を現したらしいが、市川房江は菅を信用していなかったと言われている。大衆の中から出てきた権勢家の多くは大衆を馬鹿にするものである。独裁者ヒットラーも"わが闘争"の中で「大衆は群盲が像をなでるが如し」と言って何も分からないと卑下した。正に、菅首相は大衆を身近に見てきているので、大衆の愚かさを熟知しているのであると考えられる。嘘も3回言えば真実になる諺もある。東日本の国民が未曾有の苦しみの中にいるのに自分の利益だけを考えて悪戯に時間を浪費する菅と言う人物を許すべきでない。若し、サプライズ選挙を断行したならば、菅自信を落選させる事が重要だ。更に、民主党の幹部も菅首相の茶番の共演者とするならば同様に選挙で思い知らせるべきである。菅首相は自分が見えていないかもしれないが、TVを通して見える菅首相の目は嘘つきであることが良く分かる。

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