外人向けホステル型宿泊施設 "Kai"の内覧会にて

20150619_143414.jpg若き経営者の河津さんが満を持して取り組んだのが都内一等地の赤坂での外人向けのホステル型宿泊施設の建設であった。

幸運にも解体寸前の元料亭の古屋を見つけたのだが、大分前に料亭の役割を終え、女将さんが亡くなるまでは生活の場として機能していたものの、宿泊施設に改造するには容易ではなかったと思われる。

20150619_142753.jpg当初予定の4月オープンは出来ず、漸く6月になって施設だけは完成した。改修前の建物を見ているので、完成後の施設に関しては良く造りこんだと感心した。

河津さんは今後都内の山の手を中心に同様の宿泊施設を何棟か手掛けたい意向であり、外国人が気軽に泊まれる安い宿が都内の一等地に出来ることは希少価値があると思われる。円安により外国人の観光客が増加しているが、日本の文化や日本 お社会、更には日本人と接して良い印象を持って帰国してもらう事が民間の交流と思われるので、河津さんの大衆路線の宿泊施設の運営は大いに歓迎すべきものだ。

河津さんは日本の高校を卒業して米国の大学に入学した経歴を有し、スイスの銀行にも勤務したエリートだ。 20150619_142954.jpg河津さんにとっては、私は父親と近い年齢なのだが、育ちが良い為か嫌な顔をせずに付き合ってくれている。

河津さんは今回の事業は実業家としての一歩と考えており、今後は別な事業にも取り組むものと思われ、成長が楽しみだ。

ちなみに、「Kai」は漢字の会をイメージしたもので、ホステルの運営会社は株式会社コーテリー(Tel&Fax 03-5797-7711,aksaka@thekai.jp,HP:www.thekai.jp)。シンボルには鳥の朱鷺をデザインしている。Kaiは正に日本の中の日本なのだ。 20150619_143020.jpg

若い方の頑張る姿を見ると私も年甲斐もなく、頑張る気持ちが湧く。現在、群馬県渋川市内でパン屋さんの出店に向けて計画を進めている。国内の小麦を使ったパンを作ることと、健康に良い地産地消の素材を使いたい。

私の経営するパン屋のパンをKaiで宿泊客に食べて貰えたらと勝手に想像を膨らましている。

 

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